三菱 AJ65SBTB1-32D1 完全ガイド

三菱電機 MELSEC

AJ65SBTB1-32D1 CC-Link 小形リモートI/Oユニット
仕様・型番解説 完全ガイド

🔌 DC入力 32点
📡 CC-Link 1局占有
DC24V駆動
🔩 端子台形(直付け)

AJ65SBTB1-32D1とは?

AJ65SBTB1-32D1は、三菱電機のMELSECシリーズ向けCC-Link小形タイプリモートI/Oユニットです。CC-Linkネットワークに接続するスレーブ(リモートI/O局)として機能し、フィールドの入力信号をマスタPLCに伝送する役割を担います。

入力点数は32点(DC入力、プラスコモン/マイナスコモン共用)で、1局を占有します。端子台形(直付け端子台M3ネジ)のため配線作業がしやすく、制御盤内への実装に適しています。

💡 こんな方に読まれています:AJ65SBTB1-32D1の仕様を確認したい設備担当者、互換品・代替品を探している調達担当者、型番の意味を理解したい方。

詳細仕様一覧

性能仕様(入力部)

入力形式 DC入力(プラス/マイナスコモン共用)
入力点数 32点
定格入力電圧 DC24V(許容:DC19.2〜26.4V)
定格入力電流 約5mA
最大同時入力点数 100%(全点同時ON可)
ON電圧/ON電流 15V以上 / 3mA以上
OFF電圧/OFF電流 3V以下 / 0.5mA以下
入力抵抗 約4.7kΩ
入力応答時間(OFF→ON) 0.2ms以下
入力応答時間(ON→OFF) 0.2ms以下
入力コモン方式 32点1コモン(端子台形1線式)
絶縁方式 フォトカプラ絶縁

通信・局仕様

局種別 リモートI/O局
占有局数 1局
ユニット電源電圧 DC20.4〜26.4V
消費電流 50mA以下(DC24V・全点ON時)
外部配線接続方式 通信部・ユニット電源部:7点2ピース端子台(M3ネジ)/ 入出力部:34点直付け端子台(M3ネジ)

外形・環境仕様

外形寸法(H×W×D) 50 × 179 × 40 mm
質量 0.25 kg
使用周囲温度 0〜55℃
保存周囲温度 -20〜75℃
使用周囲湿度 10〜90%RH(結露なし)
使用標高 0〜2000m
保護等級 IP2X
設置場所 制御盤内
絶縁耐圧 AC500V 1分間(外部端子一括とアース間)
絶縁抵抗 10MΩ以上(DC500V絶縁抵抗計)

型番の読み方

AJ65SBTB1-32D1の各部の意味を解説します。型番を理解することで、類似品や代替品の選定に役立ちます。

AJ65SBTB1-32D1
AJ65CC-Link小形タイプリモートI/Oユニットシリーズを示す
SBTスリムタイプ端子台形(Small Body Terminal)
32I/O点数:32点
D / T / DT入出力種別:D=入力専用、T=出力専用、DT=入出力混在
1(末尾)接続方式:1=端子台形(直付け端子台)、無印=コネクタ形

設置・接続のポイント

配線時の注意

AJ65SBTB1-32D1の入出力配線はM3ネジの直付け端子台(34点)を使用します。信号線のシールド処理を適切に行い、ノイズの影響を最小化してください。CC-Link通信ケーブルは専用のCC-Linkケーブル(VCTF形)を使用することを推奨します。

局番・通信速度の設定

本ユニットはリモートI/O局(1局占有)です。CC-Linkマスタ局の局数構成を確認し、局番スイッチと通信速度設定スイッチをユニット側面のロータリースイッチで設定してください。設定は電源OFFの状態で行い、電源ON後に反映されます。

電源供給

ユニット電源はDC20.4〜26.4Vの範囲で供給してください。全点ON時の消費電流は50mA以下です。使用周囲温度は0〜55℃で、制御盤内への設置が前提となります。

よくある質問(FAQ)

AJ65SBTB1-32D1は現行品ですか?廃番ですか?
AJ65SBTB1-32D1は三菱電機の旧世代CC-Linkユニットに分類されますが、現在も流通在庫品として市場で入手可能です。新規設計ではCC-Link IE Field Basic対応の後継シリーズへの移行が推奨されますが、既存設備の保守・交換用途では引き続き使用されています。
AJ65SBTB1-32D1と-32Dの違いは何ですか?
型番末尾の「1」の有無が接続方式の違いを示します。AJ65SBTB1-32D1は端子台形(直付け端子台M3ネジ)、AJ65SBTB1-32Dはコネクタ形(FCNコネクタ)です。配線方式や施工環境に応じてご選択ください。
占有局数はいくつですか?
AJ65SBTB1-32D1の占有局数は1局です。CC-Linkでは1マスタあたり最大64局(リモートI/O局・リモートデバイス局・ローカル局の合計)接続可能ですので、システム設計時の局数計算にご活用ください。
プラスコモンとマイナスコモンの切り替え方法は?
AJ65SBTB1-32D1はプラスコモン・マイナスコモン共用タイプです。接続するセンサや機器のコモン仕様に合わせて外部配線側で対応します。ユニット本体のハードウェア設定変更は不要で、配線方法のみで切り替えが可能です。
代替品・互換品はありますか?
同一仕様での代替は三菱電機の純正品が最も確実です。ただし設備のリニューアル検討時には、CC-Link IE Field Basic対応のNZ2GF2B1-32D(32点入力・端子台形)への置き換えも選択肢となります。通信プロトコルが異なるため、マスタ側の設定変更が必要です。
マニュアル・取扱説明書はどこで入手できますか?
三菱電機FAサイト(mitsubishielectric.co.jp/fa)のFAメンバーズ登録(無料)を行うことで、公式マニュアルのPDFダウンロードが可能です。また三菱電機FAサポートセンターへの問い合わせでも技術情報を取得できます。

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